庭づくりは区分けすることがポイント
せっかく戸建てに住むのならば、四季折々の風情を感じさせる庭づくりに励みたいと考える人が多いです。ガーデニングには色々な機材や植物があるものの、やはり区分けをしっかりと行うことが必要になります。無秩序に始めてしまうと、どこに何があるのかを判別するだけでも一苦労です。
基本的なゾーニングは、コンクリートや鉢を上手く使って、自分が育てたい植物のスペースを明確にすることに尽きます。あまり徹底した舗装でも興ざめなので、庭づくりのプロとよく相談して、満足できるレイアウトにするのがおすすめです。
こまめな手入れをしない場合には、芝生のある小路といった雑草が交じりやすいものは避けたほうが良いでしょう。なぜなら、一目見ただけで、綺麗なのかどうかを判断できてしまうからです。木製のエクステリアについても、定期的に塗装してやらないと腐食するといった事態になります。長期的なメンテナンスと自分がかけたい手間暇をよく考えて、庭づくりに取り組みましょう。
背が高い木は、なるべく剪定しなくても済むものが向いています。松のように大きく育って、毎年プロの職人に手入れをしてもらう場合には、それなりの予算が必要です。いっぽう、虫がつきにくく、剪定なしで綺麗な形を保つ木もあります。成長がゆっくりした木を選んで、ゆったりと楽しむのが基本です。
いざ庭づくりを完了させると、今度は毎日の水やりという問題も出てきます。したがって、スプリンクラーのように自動的に水を撒いてくれる仕組みも、検討しなければなりません。苦労して作り上げた庭を守るために大事なことだから、スプリンクラーを設置しやすい配置にすることも考えましょう。状況によっては、地面に這わせたチューブからドリップすることも有効です。
メンテナンスフリーの庭づくりは難しいですが、構想の段階から注意することで、かなり楽になります。ガーデニングで人気の植物は、後から鉢で追加できるから、まずは管理しやすい区分けでプロに相談することを推奨します。