季節を感じられ手間のかからない庭

手入れが行き届いて、いつも花が咲き乱れている庭をみると、誰でも心が癒されるものです。ですがきれいなお庭というのはものすごく手が掛かっているのです。そこで自分が目指したのは、花々が咲き乱れて、しかも手がかからない庭です。そんな都合のいい庭なんて!と思われるかもしれませんが、意外にできるものでした。自分ではなかなかと思っているのでご紹介します。


庭造りで一番大変なのは、雑草をどうするかです。これには私も試行錯誤しました。基本、業者さんは頼まないDIYです。雑草がはえて来ないように、砂をならして、シートを敷き詰めて、敷石を配置してみましたが、雑草は強い!ちょっとした隙間から出てきてしまいます。それならばと、水で固めてしまう砂を購入し、花を植えるエリア以外を固めてみました。最初の数ヶ月はいい感じでしたが、踏んでいるうちにひびが入ってきて、そこからあっという間に雑草天国になりました。ここで、発送転換です。何をしても生えてくるのだから、生やしておこう。雑草が生えてても気にならないようにする事にしました。グランドカバーに使われるマツバギクやマツバボタン、シバザクラなどをびっしりと植え込みました。

根がついて咲き乱れるまでは数年かかりましたが、今は雑草を追い出すといういい仕事をしてくれています。特に、春は芝桜の絨毯と桜の木がマッチして目の保養になっています。その外の草花は兎に角、植えっぱなしでいいものを揃えてます。先ずは球根です。毎年掘り起こした方が次の年のお花が綺麗に咲くとは聞きますが、植えっぱなしでも何とかなっています。春はチューリップ、水仙、チオノドクサ、夏はグラジオラスなど。ジャーマンアイリスも植えてみたいですね。お花は多年草やこぼれ種で増えるものがメインです。ナスタチウムも咲き乱れるととてもゴージャスな感じになります。木もアジサイや椿、ツツジはほとんどでがかかりません。1本だけある桜だけはとても手がかかりますが、綺麗なので許します。